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3/23 ピアソラ祭り最早祭りです。
いよいよ押し迫った23日、恵比寿アートカフェフレンズでのコンサート。
今回はバイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス、ピアノといままでわたしが経験したことのない編成でのコンサートで、それだけでも刺激的なのですがプログラムがまたかなり挑戦的です。
前半はドがつくクラシックで、ロマン派只中の美しい旋律と分厚い和音で、すべてのパートには勿論ですが殊更コントラバスやバイオリンにヴィルトゥオーゾ的なパッセージが目立ちます。
思い出すのは長崎で弾いた8重奏。あの最終楽章も大変だったけど、今回のはその比ではありません。作曲家がバイオリンの構造をあまり理解していないせいでしょう、音型がとにかく弾きにくく、譜読みがとても大変です。自分で弾きたいと言っておきながら後悔しております。^^;
でもこの曲、チェロとの掛け合いがわりとあったり、チェロのメロディが美しいのでどうしても弾きたかったというのが本音です。チェロってやっぱり素敵な楽器ですよね。弾いている姿もとても素敵だし、音も暖かくあれば厳しくもあり、バイオリンより音色の幅があるように感じます。
チェロみたいな音がだせるようになれればいいなあ。

そしてコンサートの後半はオールピアソラという大変にパニック極まる内容となっています。カルディアのライブにきて下さっている方には馴染みがあるでしょうが、「Esqualo」、サメも弾きます。しかもこの大きな編成で!ベースが入るとぐっと重厚感が増して、更にタンゴの色が強まります。また新しいサメの響きを聴きにきて頂けたら嬉しいな。
ピアソラの代表曲であるブエノスアイレスの冬なども予定していますが、本当にピアソラって雰囲気をだすにも、譜読みも一苦労ですね。一度アルゼンチンにでも足を運べば、少しはなにかわかるのかな。いずれにせよ、どこか異国にふらりといってみたいです。一日ずつで充分なので、石畳を歩いたり、古城を探検したり、古い森と接したり、洒落たショッピング街を闊歩したり、ないとマーケットであやしげなブレスレットを買ってみたりしたいです。

現実逃避はここまでにして、なんにせよ素晴らしいメンバーの方達にご迷惑かけないよう頑張ります。
チケットの売れ行きが芳しくなく、アートカフェフレンズのほうから若干白い目を向けられているのがとても心苦しいところ^^;
もしいってやってもいいですよという方がいらっしゃいましたら、わたしへご連絡ください。宜しくお願い致します。

場所//恵比寿アートカフェフレンズ
時間//13:30開演
チケット//3000円

さ、明日の準備もせねば…!
2013/03/16(土) 13:15 UNARRANGEMENT PERMALINK
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